刻一刻国医

とある医学部生のブログ

オンライン授業による生活リズムの崩壊・過眠について

ここ2年、オンライン授業による生活リズムの崩壊に随分悩まされた。

 

まず、私は自分で言うのもなんだが授業は真面目に聞く方である。

 

しかし、家で朝から晩までオンライン授業を見ていると、どうしても居眠りをしてしまうことが多い。

私は椅子にじっと座っているのが苦手なので、椅子に座っているのにすぐに飽きて寝っ転がりながら授業を見だして、やがて眠りに落ちるという流れである。分かっているのに治せない。情けない。

 

うつらうつらしながら授業を聞き、授業が終わる夕方頃に本格的に起きだしてバイトにだけ行く。

 

帰宅するとまた寝る。睡眠時間14時間・・・。

 

特に冬は太陽が昇っている時間はほとんど家でオンライン授業なので、たまに日中に外出すると久しぶりの太陽の眩しさにびっくりする。そんな自堕落な生活を送っていた。

 

このように、私のような自律を苦手とする人間にとってオンライン授業は大敵である。週に数コマならまだしも医学部のように朝から晩まで週5日びっしり埋まっていると特に。

 

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大は長引き、加えて医学部は医師が教えているという特殊性ゆえなかなか対面授業に戻らない。

 

生活リズムの崩壊は増悪と緩解を繰り返しているが、過眠についてはすっかり定着してしまった。

 

あと半年後には臨床実習により否が応でも毎日大学(というか病院)に通わなければならなくなる。ここ2年、平均すると毎日10時間近く寝ていた私が適応できるのか大変心配である。

 

おそらく私と同じようにオンライン授業やテレワークによる生活リズムの崩壊に悩まされている人は世界中にたくさんいるだろう。1度生活リズムが崩壊するとなかなか治すことは難しく、精神面にも肉体面にも多大なる悪影響が及ぼされる。もっと社会が真剣に考えなければならない問題なのではないかと感じている。