大学生の塾バイト 個別塾vs集団塾
大学生の王道バイトといえば塾講師だろう。
今回は個別(家庭教師を含む)と集団のどちらも経験した自分が、個別塾と集団塾のバイトを比較してみたいと思う。私の独断と偏見に基づいた意見であることをご容赦いただきたい。
待遇
待遇は塾と学歴にもよるので何とも言えない。
個別塾<家庭教師=集団塾
一般的にはこのような傾向かと思う。
生徒の学力
これも様々だが、個別塾や家庭教師と比べて集団塾の方が勉強ができる生徒が多いだろう。もっと正確にいうと集団塾には「勉強を全くやったことがない」「勉強が非常に苦手である」といった生徒がほとんどいない。
勉強が苦手な生徒に勉強を教えるのが苦手な人は集団塾の方が向いているだろう。
予習
集団塾は板書案を作らなければならないので必須。予習時間の給料は塾によって様々だが100%出るところはほとんどない。
個別塾は予習がいらない、というよりも生徒のその日のニーズに応えていく形なので予習不可能であることが多い。家庭教師も同じ。
予習をしたくない人には個別塾や家庭教師がおすすめである。
講師に求められる学力
学習塾の予習は否定的に捉えられることが多いが、逆にいうと予習さえしていけば苦手な分野でも教えられるのである。
集団塾は質問対応が個別塾より少なく扱う単元も決まっているので、講師の理解度があまり高くなくても(講師の学力が低くても)教えられる。
それに対して、個別塾と家庭教師は(どの角度から飛んでくるか分からない)質問の対応が中心で、扱う単元が予め決まっていないことも多いので、講師にはより深い理解と高い学力が求められる。
勉強にそこまで自信がない、小中高の勉強を忘れてしまっている人には集団塾の講師がおすすめである。
まとめ
このように個別塾のバイトと集団塾のバイトはどちらにもメリットとデメリットがある。自分に合っているところを見つけると良い。
他に勉強を教えなくていい塾バイト「チューター」があるが、これについては今後気が向いたら書こうと思う。