刻一刻国医

とある医学部生のブログ

部屋を片付けることができない

私は幼少の頃から片付けが非常に苦手である。

 

「1歳ぐらいの頃に興味の対象が移るとそれまで遊んでいたものをボンッと落として次にいっていたのが印象的だった」

という母の証言がある。

 

要するにやりっぱなしの人間なのである。

 

どうがんばってもやったことの後片付けに意識が回らない。

 

家の部屋も、小学校のお道具箱も、中高のロッカーも、どんな空間であっても私は整理整頓するということがまったくできないので、最近はもはや諦めている。

 

私の今の部屋の様子を描写すると、床が30%ぐらいしか見えない。机の上にスペースなし。服と本とゴミと食器が散乱。一昨日ぐらいにカップラーメンの残り汁と具をこぼした後ざっと拭いて跡が残っている状態で放置(きたねー)。

 

こんな私だが、生活が本格的に崩壊しないために私が気をつけていることが1つある。それはたまに「大片付け大会」を開くということだ。

 

「たまに」と書いたが、頻度は決まっていない。気の向いたとき、汚さが自分の我慢の限界に達したときにする。

 

一昨日カップラーメンをこぼした辺りから今の部屋の状態を不快に感じ始めているので、そろそろ大片付け大会を開く頃合いである。今晩あたりにやるのではないか。

 

私は先ほど興味の対象が次のことに移ると、前にやっていたことの後片付けを忘れてしまうと書いた。逆にいうと片付けに意識が向くと、とことん片付けることができるのだ。そのため、時々片付けに意識を向けることでなんとか私は人の生活を維持している。

 

整理整頓がまったくできないことは私のコンプレックスの1つである。

しかし、できないことは仕方がない。たまに片付けて人の生活の下限をクリアすれば良い。そう思うことにしている。