刻一刻国医

とある医学部生のブログ

志望校への交通費

ゴールデンウィーク10連休はまるまる帰省することにした。せっかく(かなりの)お金をかけて帰省するのにほんの1泊や2泊ではもったいないからだ。かなり地方国医生活が息苦しくなってきたというのもあるが。

 

ここからが本題である。

受験する国立大学の医学部を決めるときに「大学から実家までの交通費」を検討材料に加えた方が良い。

 

例えば同じぐらいの気候で、同じぐらい栄えている地域にある同じぐらいの難易度のA大学とB大学があったとする。

A大学へは実家から電車で7時間かかるが、B大学へは実家から飛行機で3時間で行ける。

という場合、B大学の方が所要時間が短くてラク、よってB大学を志望しようと考えがちである。

 

しかし飛行機というのはものすごくお金がかかる。同じぐらいの距離であっても、飛行機を使用しなければ行けない地域の場合、電車で行ける地域と比べると、そこへの交通費は2倍(下手するともっと)近くになることがある。

 

そして交通費が高くてなかなか地元に帰れないというのは受験前に想像する以上に大変なことである。

私はこの10連休に地元(高校時代)の友人と会って話したり大学の周辺とは違う地元の雰囲気に触れたりすることで、だいぶ元気を取り戻すことができた。

 

地方国医は本当に閉鎖的な雰囲気なので、気楽に(そこまでお金と時間をかけずに)地元に帰って気分転換することができるというのは6年間健康に学生生活をやり抜くためにとても重要なことである。

 

そのため志望校を決める際に

「現実的に考えて電車で行ける地域」

「片道〇〇万円までで行ける地域」

というような条件によって絞り込むのは1つの手である。