2022年度の目標は「人への慣れ」を取り戻すこと
このブログでは何度も書いているが、私は東京の人混みで生まれ育った。
以前は人に酔うという言葉の意味が分からなかった。満員電車に毎日押し込められて通学していた。ハロウィーンの日の渋谷も平気で歩けた。
そんな私だが、地方都市での半引きこもり大学生活3年間ですっかり人混みが苦手になってしまった。人がたくさんいる場所にいると胸の辺りがざわざわするのである。
大学近くの大型ショッピングモールもめったに行くことができず、食料品以外は大抵ネットで買う。東京に帰省し駅に降り立つと動悸がする。
「人への慣れ」というのは筋力のようなものなのだと思う。
動かないと筋力が落ちてしまうのと同じように、人と接していないと、人と接することに対する耐性はどんどん下がってしまう。
そうしてどんどん悪循環に入っていって、やがて人が怖くて何もできなくなる。
コロナが流行し、人のいる場所に行かなくなり、人が怖くなってしまった人は私以外にもたくさんいるだろう。
ここ2年間は人を避けることが是とされていたが、そろそろコロナとともに人ともに過ごしていくという方向性に変わっていくと思われる。
そこで、2022年度は人に慣れることを目標として過ごしていきたい。
引きこもらない。仲良くしたいと思った人には自分から声をかける。多少対人関係で失敗しても凹まないようにする。長らく行っていない新宿、渋谷、原宿にも遊びに行く。
とはいっても筋トレ初心者がいきなり重すぎるダンベルを使っても怪我をするだけなので、焦らずに少しずつ。少しずつ。