刻一刻国医

とある医学部生のブログ

そういえば1年前期が終わった

まだ成績は返ってきていないので何ともいえない。

 

1番マズかった専門科目は何とか合格していた。それも、元々定められている合格の基準点をクリアしている可能性はほぼゼロに近いので、あまりにも皆の点数が悪かったので合格の基準点を下げてくれて、合格できたのだと思う。

 

他の科目も落単していないといいな〜〜〜。

 

まだこれで12分の1しか終わっていないとは、医学の道は剱岳の如く険しい。

 

今は絶賛夏休み中である。夏休みといえば帰省!!地元(小学校〜高校)の友達と会って過ごす日々。楽しくて満足なのだが、こうやって過去にしがみついて懐かしんでばかりいると「年をとったなー」と感じる。

こうやって人はある年齢を過ぎると、タバコの吸い殻にもう1度火をつけて吸うように、思い出を温めながら生きていくようになるのだろうか。

 

今を、大人として熱く生きる方法を見つけていきたい。

地方国立大学あるある(笑)

私の通っている某地方国立大学は、地元出身の人が全学・医学部ともに非常に少ない。体感としては地元が10〜20%ぐらいではないかと思う。

 

そんな大学でありがちなこと

グーとパーで分かれるときに毎回議論になる

 

「グっとパーで別れましょ」

「グッパー、ジャス」

「グッパグパグパグッパー、ぽん(?)」

「グっとパ」

などなど様々な掛け声があって、同じことをするのにみんなで違うことを言っているときがある。それがおもしろい。

生物系の授業の中間テストが終わったー

詳しく書くと身バレ必至なので曖昧な感じで書く。

私の通っている大学の医学部には1年生で絶対に落としてはいけない必修の生物系の単位がある。

その中間テストが6月中旬ぐらいにあって、結果も返ってきた。

 

日頃の勉強はそれなりに(?)真面目にやっていた。しかしテスト前はどうにもやる気が失われてしまって(私は周りの人がやる気満々だとやる気が失せてしまうのである)、テスト勉強はほぼできなかった。

 

結果は上から4分の1ぐらいの順位だった。8割はあった気がするので、今のところ単位はとれそうである。

 

テスト前になるとより一層やる気が失われてしまって一夜漬けや追い込みができない体質であることは受験生時代から気づいていたので、もっと前もって(3週間前ぐらい?)勉強を始めなかったことは失策であった。

 

次回の同じ科目のテストは3週間前ぐらいから少しずつ勉強を始めて、1桁の順位を目指そうと思う。

 

とりあえず大学に入って初めての真面目っぽいテストを無事終えた。ぱちぱちぱち。

私がしたことといえば、本当にテストを受けに行ったことぐらいなのだが

バス運賃の支払いでイラっと

今日久しぶりに家の近くで路線バスに乗った。

 

私の住んでいる某地方都市の路線バスは、まずSuicaPASMOのようなICカードに対応していない。それどころかお釣りが出てこないので、両替しなければならない。

 

ぼーっとしていたのが原因ではあるのだが、そういったことを失念していたためにバス降車時に両替に手間取って焦った私はお金を盛大に落としてしまった。なんとか見える範囲で拾い集めたもののバスを待たせていたので入念に確認することはできず、100円ほどなくしてしまいとんだ高いバス移動となった。

 

少し地方に行っただけでバス運賃のお釣りすら出なくて、なーにがキャッシュレス社会だ!!となんだか腹がたった。

 

このように地方に来てからの2ヶ月強で、今まで東京に住んでいて当たり前だと思っていたことの中には本当は当たり前ではないことも多いということを学んだ。「都市」と「田舎」の差と、「東京(圏)」と「それ以外の地域」の差が2重に地方と都心を遠ざけていることを感じる。

暑いので暑い話

私の住んでいる地域はあまり暑くない地域のはずが、ここのところアホみたいに暑い。しかも紫外線が強いようで、外遊びしたわけでもないのにすぐに日焼けで頬が赤くなって驚く。ここからは日焼けではなく赤くなってしまうような話である。

 

私は医者になることと医学科に入ることをあまり同一視していなかった。医者になろう!ではなく医学科で学ぼう!と思って、医学科に入った。それは山があったら登りたいだとか、難しいから医学科を目指したというわけではなく、ただ純粋に医学を学びたかったのだ。

 

しかしながら医学科での教育は莫大なお金と多くの人の協力があって成り立っている(当然のことながら他の学部もそうだが、医学部は特にその度合いが大きい)ので、ただ興味本位で医学を学んでそこで終わらせることは許されないように思う。入学後そのことをより痛切に感じる。

 

医学科で医学を学んだからには、その学びを社会のために役立てなければならない。その最も分かりやすくて有効な手段が医者になって病院や診療所で働くことである。

 

しかし今のところ私はいわゆる「医者」になる自分が想像できない。もっと中2っぽく言えば、医者の正義のようなものが私には信じられず、そのうえいつか医者の正義を信じられる日が来たとしてもその重みを背負う自信がない。しかも私は自己管理も対人関係も手も不器用で、到底医者には向いていない。(そんなヤツどんな仕事も向いてねーよ、というツッコミは置いておいて)

 

入学前は医者にならなくても研究などで医学を役に立てる道はあるだろうと軽い気持ちで考えていた。しかし「医者」以外の形で卒業後に医学を社会の役に立てるというのは思っていたよりもずっと難しいことだと気がついた。医者を消去して選びとるものではなく、懸命に自分から掴みに行くものだ。

 

将来どうしようか考え込んでしまう日々だが、まず目先のベンキョーだな…

医学科の授業は暗記が多い

医学科の1年次の授業は一般教養を除くと当然のことながら生物系の科目ばかりである。そして生物系の科目はたいてい暗記!暗記!暗記!である。教授もそういうものだと考えていて「医学部の特徴として、大変だけどね、とにかく暗記、暗記なんですよ」と授業で言われたこともある。

 

ちなみに英語はおそらくどの大学でも必ずあるが、数学・物理・化学はあったりなかったりする(?)

 

2年次以降は一般教養がなくなり(減り)、さらに生物系(→医学系)、すなわち暗記の授業ばかりになる。

 

数学や物理・化学が得意で好きな人が医学科に進学するケースはよく聞くが、もったいないし幸せになれないような気がする。(医学科歴2か月、今のところはそう思う)

覚えるのがわりと得意で、かつ受験の時に数学や物理でザセツ感を味わった私でもやや堪えているぐらいなので。

私がやったセンター国語の対策について

私がやったセンター試験の国語の対策について書く。あくまで私の体験談なので鵜呑みにはしないでほしい。 

私のプロフィール

・現役、進学先は某国立大学医学部医学科(旧帝大などの最難関ではない)

・国語はどちらかというと(古文の成績は万年4だったが)得意な方

・3年次は学校の授業で国語をやらなかった

・国語のために塾などには行っていない

・本番のセンター国語は190点ちょい(95%強)、ただしこれは運が良かった。 

〜10月

理系科目の完成度が悲惨だったので、国語を気にしている暇はなかった。9月にセンター試験の出願はした。

夏に受けた駿台のセンター模試は国語が150点(75%)ぐらいだった。

11月

医学部を目指すにはセンター試験で高得点を取らなきゃならんということに気づき、センター試験の国語の問題集を2冊買った。

 

短期攻略センター漢文 (駿台受験シリーズ)

短期攻略センター漢文 (駿台受験シリーズ)

 

 これの1つ古い版(ブッ○オフで購入したため)と

 

マーク式基礎問題集古文 (河合塾シリーズ)

マーク式基礎問題集古文 (河合塾シリーズ)

 

これである。現代文はやっても仕方がないような気がしたので買わなかった。

 

11月4日か11日ぐらいに思いつきでマーク式基礎問題集古文の1章(語彙問題)だけ一気にやった。しかし物理と化学の勉強をしているうちにセンター国語の存在がどんどん気にならなくなり、その後は放ったらかし・・・

12月~1月12日頃

センター試験までのカウントダウンなどをそこら辺で見るようになり危機感をもったので

風呂で覚える漢文[改訂版] (風呂で覚えるシリーズ)

風呂で覚える漢文[改訂版] (風呂で覚えるシリーズ)

 

bonjin-ultra.com(これは古文単語を例文つきで(しかもタダで)覚えられる神Webページである。「がんばれ凡人!」というサイトの中の「がんばれ高校生!」というコーナーにある。)

 

を思い立ったら電車の中や歩きながら(真似しないように!)見るようにした。

 

12月にあった駿台センター試験模試の国語は150点(75%)に少し足りないぐらいだった。

 

1月10日頃に、とある塾でセンター試験のプレテストのようなものを解いたのだが、目指している点数には遠く及ばず、そのうえ先生の解説を聞いても私の頭にはその解説の前提すら入っていないようなに思った。このプレテストは文系も受けているから、出来なくて当然・分からなくて当然と開き直るしかなかった。(内心ガクブル)

 

1月13日頃~センター試験前日

ようやく「ヤバい」ということに気づき、本格的にセンター国語の対策をし始めた。

 

確か13日には買った後放置していた「短期攻略センター漢文」を3分の2ぐらい一気にやった。本当は1日で全て終えたかったのだが、そこまではできなかった。

そして、おそらく14日には同じく買った後放置していた「マーク式基礎問題集古文」の2章(簡単な読解問題)と3章(難しめの読解問題)を一気に解いた。これも本当は1日で全て終えたかったのだが、そこまではできなかった。

それ以降はその2つの問題集を真面目に解くということはしなかったように思う。

 

14日ぐらいから過去問を解き始めた。

www.cybercollege.jp過去問の問題と解答はこのサイトから印刷して、分からないところの解説は東進のサイトや個人ブログなどを読んだ。

 

14日からの5日間は毎晩夜寝る前に1年分過去問を解くようにしていた。 

2018年から遡っていってセンター試験の前日(18日)に2014年の過去問を解いてそれで終わり、つまり2018年〜2014年までの5年分を1回ずつ解いたことになる。

 

170点なんて遠く及ばず、150〜165点のあたりをうろちょろしていたように思う。特に舐め腐っていて満点取る気満々だった現代文でなかなか思うような点数がとれず、ひどいときは現代文全体で75%を切ってしまうこともあった。しかしこれに関してはどうしようもないのでただただ試験当日の自分を信じることにした。

古文・漢文の過去問を解いたときに分からなかった単語・文法など(設問になっていないところも含む)は『100均の小さなメモ帳』に殴り書きしておいた

センター試験前日

センター試験の前日に解いた2014年の過去問は145点という(およそ72%)過去最低の点数だった。絶望した。しかし推薦で一足早く大学に受かっていた同級生に絶望LINEをしたところ、2014年は特に難しかった年だ(平均点が低かった)と教えてくれて少し元気が出た。

 

また、センター試験の前日になって漢文の区法とやらの重要性にはたと気づき、午前中は漢文の句法を頭に詰め込むことに費やした。句法一覧が載っているWebページをどこからか見つけてきて、それを印刷して何度も見まくって覚えた。句法覚えに飽きたら、放ってあった「短期攻略センター漢文」の解答・解説編のうち、句法面において重要そうなところがまとまっている部分を中心にひたすら読んだ。それも飽きたらちょろっと解いてみた。その途中も分からない単語、句法、文法などがあったら全て『100均の小さなメモ帳』に殴り書きしておいた。しかしセンター試験の前日であるということを考慮して、センターレベルではないと私が判断したものに関してはスルーを決め込んだ。

センター試験当日

試験が始まるまで、人目をはばからずに時にはブツブツ口の中で呟きながら、『100均の小さなメモ帳』と、「短期攻略センター漢文」と「マーク式基礎問題集古文」の解答解説編のうち暗記事項が載っているページを食い入るように見た。

 

試験本番は、焦らずに時間をしっかりと管理して、とにかく集中して解いた。

 

自信はあまりなかったが、1ミスで終わらせることができた。(自己採点直後はその1つのミスが猛烈に悔しかったが)

終わりに

時系列であるようでいて、時系列ではない分かりにくい文章になってしまって、申し訳ない。この文章からも、私の国語力が、私のセンター試験の国語の点数にふさわしいものではないことが分かるだろう。

センター試験の国語は国語力がなくても慣れ(これはだらだら慣れていくのではなく、一気にガッと慣らした方が良いように思う)と当日の集中力で、高得点が取れることもある試験だと感じた。

 

結論としては「難関大学を目指す人はセンター試験国語の対策を高3の4月から始めている!」などと煽ってくる人や組織はあるが、焦ることなく自分のペースでやるのが良いと思う。