刻一刻国医

とある医学部生のブログ

私がやったセンター国語の対策について

私がやったセンター試験の国語の対策について書く。あくまで私の体験談なので鵜呑みにはしないでほしい。 

私のプロフィール

・現役、進学先は某国立大学医学部医学科(旧帝大などの最難関ではない)

・国語はどちらかというと(古文の成績は万年4だったが)得意な方

・3年次は学校の授業で国語をやらなかった

・国語のために塾などには行っていない

・本番のセンター国語は190点ちょい(95%強)、ただしこれは運が良かった。 

〜10月

理系科目の完成度が悲惨だったので、国語を気にしている暇はなかった。9月にセンター試験の出願はした。

夏に受けた駿台のセンター模試は国語が150点(75%)ぐらいだった。

11月

医学部を目指すにはセンター試験で高得点を取らなきゃならんということに気づき、センター試験の国語の問題集を2冊買った。

 

短期攻略センター漢文 (駿台受験シリーズ)

短期攻略センター漢文 (駿台受験シリーズ)

 

 これの1つ古い版(ブッ○オフで購入したため)と

 

マーク式基礎問題集古文 (河合塾シリーズ)

マーク式基礎問題集古文 (河合塾シリーズ)

 

これである。現代文はやっても仕方がないような気がしたので買わなかった。

 

11月4日か11日ぐらいに思いつきでマーク式基礎問題集古文の1章(語彙問題)だけ一気にやった。しかし物理と化学の勉強をしているうちにセンター国語の存在がどんどん気にならなくなり、その後は放ったらかし・・・

12月~1月12日頃

センター試験までのカウントダウンなどをそこら辺で見るようになり危機感をもったので

風呂で覚える漢文[改訂版] (風呂で覚えるシリーズ)

風呂で覚える漢文[改訂版] (風呂で覚えるシリーズ)

 

bonjin-ultra.com(これは古文単語を例文つきで(しかもタダで)覚えられる神Webページである。「がんばれ凡人!」というサイトの中の「がんばれ高校生!」というコーナーにある。)

 

を思い立ったら電車の中や歩きながら(真似しないように!)見るようにした。

 

12月にあった駿台センター試験模試の国語は150点(75%)に少し足りないぐらいだった。

 

1月10日頃に、とある塾でセンター試験のプレテストのようなものを解いたのだが、目指している点数には遠く及ばず、そのうえ先生の解説を聞いても私の頭にはその解説の前提すら入っていないようなに思った。このプレテストは文系も受けているから、出来なくて当然・分からなくて当然と開き直るしかなかった。(内心ガクブル)

 

1月13日頃~センター試験前日

ようやく「ヤバい」ということに気づき、本格的にセンター国語の対策をし始めた。

 

確か13日には買った後放置していた「短期攻略センター漢文」を3分の2ぐらい一気にやった。本当は1日で全て終えたかったのだが、そこまではできなかった。

そして、おそらく14日には同じく買った後放置していた「マーク式基礎問題集古文」の2章(簡単な読解問題)と3章(難しめの読解問題)を一気に解いた。これも本当は1日で全て終えたかったのだが、そこまではできなかった。

それ以降はその2つの問題集を真面目に解くということはしなかったように思う。

 

14日ぐらいから過去問を解き始めた。

www.cybercollege.jp過去問の問題と解答はこのサイトから印刷して、分からないところの解説は東進のサイトや個人ブログなどを読んだ。

 

14日からの5日間は毎晩夜寝る前に1年分過去問を解くようにしていた。 

2018年から遡っていってセンター試験の前日(18日)に2014年の過去問を解いてそれで終わり、つまり2018年〜2014年までの5年分を1回ずつ解いたことになる。

 

170点なんて遠く及ばず、150〜165点のあたりをうろちょろしていたように思う。特に舐め腐っていて満点取る気満々だった現代文でなかなか思うような点数がとれず、ひどいときは現代文全体で75%を切ってしまうこともあった。しかしこれに関してはどうしようもないのでただただ試験当日の自分を信じることにした。

古文・漢文の過去問を解いたときに分からなかった単語・文法など(設問になっていないところも含む)は『100均の小さなメモ帳』に殴り書きしておいた

センター試験前日

センター試験の前日に解いた2014年の過去問は145点という(およそ72%)過去最低の点数だった。絶望した。しかし推薦で一足早く大学に受かっていた同級生に絶望LINEをしたところ、2014年は特に難しかった年だ(平均点が低かった)と教えてくれて少し元気が出た。

 

また、センター試験の前日になって漢文の区法とやらの重要性にはたと気づき、午前中は漢文の句法を頭に詰め込むことに費やした。句法一覧が載っているWebページをどこからか見つけてきて、それを印刷して何度も見まくって覚えた。句法覚えに飽きたら、放ってあった「短期攻略センター漢文」の解答・解説編のうち、句法面において重要そうなところがまとまっている部分を中心にひたすら読んだ。それも飽きたらちょろっと解いてみた。その途中も分からない単語、句法、文法などがあったら全て『100均の小さなメモ帳』に殴り書きしておいた。しかしセンター試験の前日であるということを考慮して、センターレベルではないと私が判断したものに関してはスルーを決め込んだ。

センター試験当日

試験が始まるまで、人目をはばからずに時にはブツブツ口の中で呟きながら、『100均の小さなメモ帳』と、「短期攻略センター漢文」と「マーク式基礎問題集古文」の解答解説編のうち暗記事項が載っているページを食い入るように見た。

 

試験本番は、焦らずに時間をしっかりと管理して、とにかく集中して解いた。

 

自信はあまりなかったが、1ミスで終わらせることができた。(自己採点直後はその1つのミスが猛烈に悔しかったが)

終わりに

時系列であるようでいて、時系列ではない分かりにくい文章になってしまって、申し訳ない。この文章からも、私の国語力が、私のセンター試験の国語の点数にふさわしいものではないことが分かるだろう。

センター試験の国語は国語力がなくても慣れ(これはだらだら慣れていくのではなく、一気にガッと慣らした方が良いように思う)と当日の集中力で、高得点が取れることもある試験だと感じた。

 

結論としては「難関大学を目指す人はセンター試験国語の対策を高3の4月から始めている!」などと煽ってくる人や組織はあるが、焦ることなく自分のペースでやるのが良いと思う。